環境教育ポータルサイト

みんなの循環のみち下水道

活用事例を見る

View usage examples

報告書一覧

平成27年度「循環のみち下水道環境教育助成」の審査結果について

結果

平成27年度「循環のみち下水道環境教育助成」について、6月8日、学識経験者等による応募案件の審査会を開催し、審査の結果、26件を採択しました。

審査員名簿

【平成27年度循環のみち下水道環境教育支援協議会審査会名簿】

(座長)
一般社団法人全国上下水道コンサルタント協会専務理事 櫻井 克信

(委員)
・日本水道新聞社取締役新聞事業部長・大阪支社長 磯部 光徳
・国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課課長 井上 誠
・東海大学特任教授(前日本環境教育学会会長) 小澤 紀美子
・読売新聞編集委員 近藤 和行
・東洋大学 理工学部教職課程非常勤講師・NPO法人エコテクみらい研究所理事長
 (全国小中学校環境教育研究会副会長・前東京都調布市立布田小学校長) 寺木 秀一
・東京都下水道局総務部広報サービス課長 堀井 美和

(役職は平成27年6月8日審査会当日の役職です。)

助成対象校

  • 北海道

    旭川市立北鎮小学校
    4年 社会科
    施設見学や出前講座などを通じて、地域の人々の生活にとって必要な飲料水の確保や汚水処理などの諸活動について学ぶ。また、貴重な水を持続的に確保するためにどんなことに気を付ければ良いかをまとめ、「水環境サミット」として話し合い、考えたことを新聞やポスター、かるた、ニュース番組などにで発表し合う。
    旭川市立神楽小学校
    4年 社会科・総合学習
    水の環境や飲料水の配給、下水処理の方法について、出前授業や施設見学を通して理解を深めさせるとともに、安全で良質な水を配給したり、使用後の生活排水を適切に処理したりするための工夫について考えさせる。学習内容のまとめとして、上下水道についての新聞を作成して発表し合い、校内掲示して外部へ発信する。
  • 秋田県

    大館市立桂城小学校
    4年 社会科・総合学習
    上水場や下水処理場の見学、出前講座などによる上水道の学習、下水道の学習を通して水の循環について学ぶことで、環境問題に関心を持ち、自分たちの生活に生かすことができるようにする。また、これらの学習内容を授業参観で報告する。
  • 福島県

    猪苗代町立長瀬小学校
    4年・5年 社会科・理科
    浄水場や浄化センターの見学を通して水の循環について知り、地域の水環境について興味・関心を高める。また、地域を流れる長瀬川の水質を浄化し、猪苗代湖の水質を保全するために町が努力していることや調べたこと、自分たちが努力することについてまとめ、発表し、学習したことをポスターや研究物にまとめ、授業参観等で発表する。
  • 栃木県

    秋山川環境教育研究会
    4年 総合学習・理科・社会科
    自分の家から出す下水の行く先や浄化方法、さらに下水を出す時のルールを学び、下水道の役割や環境問題に関心を持たせる。また、学んだことをまとめ、創作教材(縮小版紙芝居下敷)として秋山川流域の小学校へ案内する等、活用を検討していきたい。
    環境学習(総合学習教材研究会)
    中学1年・中学2年・中学3年 総合学習・理科・社会科
    「自分たちの出す下水やゴミの行方」という題の総合学習を実践し、自分の生活と環境、循環型社会との関連を学ぶ。また、学んだことをまとめて紙芝居を作成し、生徒一人ひとりが環境への取り組みとして生活のあり方を見直す契機となることができればと考える。
  • 埼玉県

    さいたま市立道祖土小学校
    6年 理科
    パックテストやPH試験紙による水溶液の性質実験、移動下水道教室などを通じ、生活排水や下水処理に使われる活性汚泥や微生物の働きについて学習し、水の利用と環境についての理解を深める。学習内容を資料としてまとめ、発表を実施し、6年間の理科学習の振り返りを行う。
    越谷市立桜井小学校
    4年・5年・6年 総合学習・社会科・理科
    ビオトープの生物の観察や環境調査、バケツ稲の栽培、水溶液の性質の学習を通じて、水と環境、生物の生息や自分たちの生活とを関連づけて学習し、水の循環によって成り立っている生活を理解し、環境保全への意識と実践的能力を高める。学習内容は、地域の環境フェスタおよび自校の学習発表会での発表を予定している。
    坂戸市立北坂戸小学校
    4年 総合学習
    学校の近くを流れる高麗川の生き物や植物、川の様子などを調べる活動や、学校の水族館やビオトープの整備を通して、環境と生活との関わりを考える。学習内容のまとめを成果報告会として発表を行う。
    さいたま市立芝原小学校
    6年 理科
    自分達が利用した水(生活排水)の行方について考える。埼玉県下水道公社の出前講座を受講し、川を汚す主原因が生活排水であり、下水処理場が活躍していることを確認する。また、学習内容とその成果について、保護者に紹介する。
  • 東京都

    国立学園小学校
    4年 社会科
    水再生センターを見学し、下水道のはたらきや下水道のしくみ、水再生センターのしくみ、下水道の正しい使い方について学ぶ。学んだ内容を研究レポートとしてまとめ、「小学生下水道研究レポートコンクール」に応募するとともに、「2015環境フェスタくにたち」にてポスター展示を行う。
    和光小学校
    4年 社会科
    メタウォーターによる出前授業や水再生センターの施設見学を通じて、「多摩川」と絡めながら、「水はどこからきて、どこへいくのか」「自分たちの生活と川の関係」「水は、循環していること」などを学ぶ。今の多摩川がどうしてきれいになったのか、これからどんな多摩川にしていきたいかを考え合い、学習成果を多摩川フォーラムにて発表する。
  • 神奈川県

    葉山町立上山口小学校
    3年・4年・5年・6年 理科
    浄化センターを見学し、排水(汚水)が自分たちの生活によって生じたものであることを学ぶとともに、川の水質を調査し、汚水を浄化するための土や微生物の条件について考える。浄化センターの見学記を、保護者会に向けて新聞にまとめて学校便りで報告し、まちの環境フェスタのポスターセッションで報告を行ったりする。
  • 新潟県

    上越市立大手町小学校
    5年 総合学習・理科
    施設見学を通じて、自分の暮らしが様々な人やものと多様なつながりをもっていることを子どもたちに気付かせるとともに、活動を振り返ることで、自分自身の生活を見つめ直し、日常生活の中で自分にできることを進んで実行しようとさせる。学習した内容は、小学校研究会にて発表を行う。
  • 福井県

    永平寺町立志比小学校
    4年 社会科・理科
    上水道・下水道の見学(施設見学)や、九頭竜川中領域の魚類等の学習と生物調査(出前講座)を行い、生き物の多様性を守るために日々利用している水に関心を持たせ、水を汚さないようにする心情や具体的にできることを考えさせたい。また、児童や保護者に向けて成果発表を行う。
  • 長野県

    千曲市立埴生小学校
    5年 総合学習・社会科
    市の下水道課の職員による出前講座を行い、下水処理場が果たす役割について学ぶ。また、産業が水をどのように利用し、汚しているのか、また、それに対してどのような取り組みがされているのかを農業と工業から学ぶ。学習した内容をまとめ、お世話になった方や地域の方を招いて発表会を実施する。
  • 岐阜県

    七宗町立上麻生中学校
    1年 総合学習
    自分たちが住んでいる地域にある河川の自然環境調査と、川の水が流れ着く海の環境調査を行う。また、島の下水道設備を見学し、島の下水道整備についての苦労を調べる。学習を通じて「水」資源の大切さを学び、今後の生活のあり方について考えたことをまとめ、新聞や文化発表会にて全校や地域に発信する。
    池田町立八幡小学校
    4年 総合学習
    杭瀬川の水質や中川の川下り、ハリヨの学習を通して地域の「ハリヨを守る会」の方との交流を行い、環境保全に関する地域の方の願いや活動を知る。下水処理場を見学し、下水道の構造や歴史、水質の浄化の方法を学ぶことを通して環境学習を行う。アクアトトから講師を招き、環境の現状や課題について学び、環境保全のために自分ができることを考え、発表会を持つ。
  • 滋賀県

    長浜市立湯田小学校
    5年 理科・社会科・総合学習
    出前講座や身近な河川の観察、水質検査などを行い、琵琶湖の水環境や循環について学習し、琵琶湖の役割と大切さを学ぶ。学習の成果について、「湯田小フェスタ」にて児童・保護者・地域の人々を対象として発表を行う他、市のエコスクール発表会でも取組みを発表する。
  • 京都府

    京都市立朱雀第四小学校
    1年・2年・3年・4年・5年・6年 生活科・総合学習・理科・社会科
    環境に配慮した校舎を活用して水の行方や使い方を学習したり、自分たちの将来のことを考えたりする。上水場・下水処理場の見学や実際の実験、観察、体験を通して、水がどのようにして私たちのもとに来て、どのように使われて、どこに行くのか,その先はどのように循環するのかを学習する。学習した内容は、「あかしやエコフォーラム」で保護者や地域に向けて発表したり、研究発表会で全国に発信したりする。
  • 大阪府

    大阪市立福小学校
    3年・4年・5年・6年 社会科・理科・図工・総合学習
    汽水域でも生息する植物のヨシについての学習を通して、子どもたちに大阪湾の河口部という地域の自然環境を知らせ、下水道や下水処理場の役割や大切さに気付かせる。また、学習内容をポスター発表会などで発表する。
    とどろみの森学園
    3年・4年・5年・6年 理科・社会科・家庭科・総合
    下水処理場の見学や水質浄化実験を通じて、子どもたちの環境学習の深化を図る。余野川の水質調査と水質浄化について果たす微生物等の役割について実験を取り入れながら調査・研究を進め、環境学習の深化を図る。学習内容を、校内の文化フェスタで発表するとともに、学校の公開研究会での授業を通して外部への情報発信も行う。
  • 奈良県

    天理市立柳本小学校
    4年 社会科
    使った水のゆくえを調べ、奈良県浄化センターを見学することで、下水処理のしくみを学習し、水資源の大切さを理解する。学習したことを新聞やポスターにしてまとめ、他学年に対して発表し水の大切を伝えていく。
    桜井市立桜井西小学校
    4年 社会科・総合
    社会科では、浄水場や浄化センターについて学ぶ。総合では、大和川の水質について調べたり、リバーウォッチングで環境について学習したりしていく予定。学習内容は、学習発表会にて校内や地域に向けて発信する。
  • 島根県

    松江市立美保関小学校
    4年・5年 社会科・総合学習
    河川環境の保全に寄与する下水道の仕組みや役割について、出前講座や施設見学、水辺の教室を通じて学習するとともに、河川の水質調査、水辺の活動等を実施し水環境を守るために自分たちにできることを考え実践する。学習内容は、学習発表会、地域文化祭、新聞コンクール等で発表する予定。
  • 鹿児島県

    重富小学校
    4年 総合学習・社会科・理科
    重富海岸での干潟学習や自然観察学習、ビオトープを活用した観察学習、下水処理場の見学などを通じて、自然環境がどのように守られているかを体験的に学ぶ。「重富の環境について考えよう」で学んだことをグループごとにまとめ、発表会を実施する。