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平成28年度「循環のみち下水道環境教育助成」の審査結果について

結果

平成28年度「循環のみち下水道環境教育助成」について、6月7日、学識経験者等による応募案件の審査会を開催し、審査の結果、27件を採択しました。

審査員名簿

【平成28年度循環のみち下水道環境教育支援協議会審査会名簿】

(座長)
一般社団法人日本下水道施設業協会専務理事 堀江 信之

(委員)
・日本水道新聞社取締役新聞事業部長・大阪支社長 磯部 光徳
・国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課課長 井上 誠
・東海大学特任教授(前日本環境教育学会会長) 小澤 紀美子
・読売新聞編集委員 近藤 和行
・新潟薬科大学教授・NPO法人エコテクみらい研究所理事長
 (全国小中学校環境教育研究会副会長・前東京都調布市立布田小学校長) 寺木 秀一
・東京都下水道局総務部広報サービス課長 宮田 雅子

(役職は平成28年6月7日審査会当日の役職です。)

助成対象校

  • 北海道

    旭川市立神楽小学校
    4年 社会科・総合
    自分たちの生活には欠かせない水を確保するために、様々な事業が計画的・協力的に進められていることを見学や体験を通して理解する。また、水に関わる仕事が自分たちの健康な生活や良好な生活環境の維持に役立っていることを理解し、水資源を守るために自分たちにできることを考える。
  • 秋田県

    大館市立桂城小学校
    4年 社会科・総合学習
    上水道、下水道の学習を通じて水の循環について学ぶことで、環境問題に関心を持たせて自分たちの生活に生かすことができるようにする。
    浄水場と下水処理場の見学に行き、水がどこから来てどこに行くのかを学ぶとともに、環境教室で今地球上で起こっている環境問題について学習する。
  • 福島県

    猪苗代町立長瀬小学校
    4年・5年 社会科・理科・総合
    下水道の役割やしくみについて理解し、環境保全への取組みについて関心をもたせ、環境を守ることの大切さを気付かせる。
    身近な地域に古くから残る用水路が果たす役割を理解させ、それをつくった人々の苦労や願い、地域をよりよくしていこうとした思いを理解する。
  • 埼玉県

    さいたま市立芝原小学校
    6年 理科
    「人と環境」の単元のなかで、空気や水と人の関わり合いを学ぶ。家庭科や保険の学習とも関連づけ、健康で安全な生活をしていく上で、下水道の役割が大切なことを扱い、環境に配慮した生活ができる児童を育成する。
    越谷市立桜井小学校
    4年・6年 理科・総合
    「水郷越谷」に立地する本校が豊かな環境に恵まれていることを知り、その環境に生息する動植物を調査するとともに、その環境を保持するために地域住民や行政がどのような努力をしているのかを調査する。また、学習を通して、環境を守るために自分たちにできることは何かを考え、考えたことを実践化する行動力を身につける。
    坂戸市立三芳野小学校
    3年・4年・5年 総合
    環境教育の幅を広げ、水の循環や循環型の栽培活動にも着目し、具体的に下水道の水を浄化するしくみや「ビストロ下水道」を活用した環境教育を進めていく。指導にあたっては、日本下水道協会キッズページ『スイスイランド』を用い、継続して「持続可能な開発のための教育(ESD)」の視点に基づく環境教育を展開していきたい。
    越谷市立千間台小学校
    4年・5年 社会科・総合
    本校は、急激な都市化により自然が減ってきているが、田畑が広がっている地域も残っている。その残された自然環境を大切にする心を育成する。また、校地内にある小さなビオトープを中心にトンボの生態について学習していく。その活動を通して、環境を維持するために水が循環することが重要であることを知り、河川を汚さないことを実践化する。
  • 東京都

    学校法人和光学園和光小学校
    4年 社会科
    自分たちが普段使用している生活排水が、その後どのような経路や過程を経て処理され、川にもどっていくのかを体験し、学ぶ。
    川の総合学習とからめて、水の循環や、自分たちの「生活」と「水」についてのつながりを学習する。
    多摩市立愛和小学校
    4年 社会科・総合
    総合を中心に、循環型の動物飼育と菜園教育に取り組みながら、食べ物や水の循環について追究活動を行う。その中で、自分たちの生活に必要不可欠となっている下水道の役割に気づき、日常生活での環境保全意欲と実践力を培う。
    板橋区立大谷口小学校
    4年 総合・社会科・学活・理科
    石神井川を見つめることをきっかけとして、身近な環境問題に目を向け、川を汚さないことや水を大切にすること、水は、私たちの生活や生命維持に必要なだけでなく、川、海、生き物、全てとつながっていることが分かり、自分たちにできることは何かを考えて行動する。
  • 千葉県

    柏市立手賀東小学校
    全学年 理科・総合
    周辺の都市化により昭和40年代から水質が急速に悪化し、日本一汚染された湖として注目された手賀沼は、流域全体の公衆衛生の向上や、手賀沼の水質保全を図るために手賀沼流域で下水道事業が始まりました。その結果、近年手賀沼においてトライアスロンが開催されるまでに水質が回復しております。
    5月に実施する全校宿泊にて、「手賀沼リサーチ活動」の調査を行い、体験活動を通して水の大切さや下水道、水の浄化の必要性について学ばせる。
  • 神奈川県

    葉山町立上山口小学校
    3年・4年・5年・6年 理科
    水の循環、特に下水道を取り巻く環境について調べ、自分たちの生活の仕方を見直す。
    浄化センターの施設見学を行い、自分たちの生活から出た排水について考えさせたり、下山川の上・中・下流の水質をパックテストで調べ、生活と水質の関係について考えさせる。
  • 栃木県

    環境学習(総合学習)教材研究会(中学校部会)
    中学3年 総合(理科・社会科)
    理科の授業や総合において環境問題を取り上げる際に、実際の施設見学が困難な学生グループに対して下敷き教材を配布し、生徒一人ひとりが環境への取組みとして自身の生活の在り方を見直す契機とさせる。
    小山市教育研究会小学校社会部会
    4年 社会科
    4年生の社会科授業「わたしたちの社会とくらし」にて、下敷き教材「水の循環と下水道の役割」を配布し、児童に下水道の理解を深めさせる。下水処理場の見学を実施する学校に対しては、補助教材として教材を配布し、処理場の見学に行かない学校には、授業で活用していただく。
    秋山川環境教育研究会(中学校部会)
    中学3年 総合(社会科・理科)
    校外学習の一環として、本校の近くを流れる秋山川の水生生物の観察を行いながら、水性生物や植物の様子、川の環境を守る人々の活動、洪水から地域を守る森や川の役割にも触れた「水の旅」と題した学習教材を制作する。
    秋山川環境教育研究会(小学校部会)
    3年 総合(社会科・ 理科)
    小学校低中学年用に、「水の循環」や「下水道の役割」を学習できる下敷き教材を制作する。
    制作した教材を通じて、自分の家から出すゴミや下水の行く先や浄化方法、下水を出す時のルールや下水道の役割を、家庭で保護者とともに学習してもらう。
  • 愛知県

    知多市立旭東小学校
    4年 社会科・総合
    「みんなの循環のみち下水道」や、水道課・下水道課の職員の出前講座をもとに、私たちの生活に欠かせない上水道や下水道の社会インフラについて自ら課題を見つけ、暮らしを豊かにする水や、くらしの中で汚れてしまった水をきれいにする下水道の仕組みや働きを、仕事に関わっている人や環境保全に取り組んでいる人、友達と関わり合いながら、課題を解決し、学習発表会でその成果を発表する。
    見学・体験・追究活動として,浄水場と水の生活館の見学,名古屋市上下水道局下水道科学館の見学,川の水質調査,浄化キットを使った実験,市水道課・下水道課の出前講座を実施する。
  • 福井県

    永平寺町立志比小学校
    5年 理科・総合
    昨年度より、地元を流れる九頭竜川水系の魚類調査と水生生物の生息しやすい河川環境学習を継続している。その学習の両輪として、生き物が暮らす環境としてのきれいな水の大切さを学ばせたい。町内の水の現状、水をきれいにするための取り組み(下水処理)、水質を調べる方法、実際に自ら水をきれいにする取り組みに参加するなど、総合的に取り組むことで、主体的に問題解決に関わる児童を育成したいと考えている。
  • 岐阜県

    郡上市立八幡小学校
    4年 社会科・総合
    浄水場と下水処理場の見学を通して、郡上八幡の自慢である吉田川や長良川の水質を保全するために市や市民が努力していることを調査し、自分たちができること、今後も美しい水質を保つために大切なことについてまとめ、全校や地域に発信する。
    各務原市立那加第二小学校
    4年・5年・6年 理科・社会科・総合
    本校の横には境川が流れている。その境川は、以前は汚れて生き物がいない川でもあったが、現在は多くの人々の努力によって水質は美しく保たれている。その努力を子供たちが理解し、大人になっても同じように努力する心を育てて、持続可能な社会を作っていける子を育てていきたい。その努力の一つとして大きな役割を担っているのが下水道であると考える。その下水道の工夫について十分に理解させていきたい。
    池田町立八幡小学校
    4年 社会科・総合
    浄水場と下水処理場の見学を通じて、郡上八幡の自慢である吉田川や長良川の水質を保全するために、市や市民が努力していることを調査し、自分たちができることや、今後も美しい水質を保つために大切なことについてまとめ、全校や地域に発信する。
    池田町立池田小学校
    4年 社会科・総合
    健康で住みよいくらしを支えている水に関心を持ち、水の流れや水をきれいにする方法を学習する。まず、水源池からきれいな水を運ぶための工夫や努力について知る。
    次に、浄化センターや環境保全センターを見学し、環境によい下水やごみの処理の仕方を知ることで、将来の環境を考えて自分たちにできることを考える。
    また、「東川ほたる保存会」の方の話を聞き、地域の川を守るための努力や思いを知る。
  • 奈良県

    桜井市立桜井西小学校
    4年 総合
    「水郷越谷」に立地する本校が豊かな環境に目組まれていることを知り、その環境に生息する動植物を調査するとともに、その環境を保持するために、地域住民や行政がどのような努力をしているのかを調査する。また、学習を通して、環境を守るために自分たちにできることは何かを考え、考えたことを実践化する行動力を身につける。
  • 京都府

    木津川市立加茂小学校
    4年 総合
    身近な水を調べることで環境問題へと視野を広げ、身の回りの環境問題に対して関心を持ち、自分たちができる取り組みを考え、進んで実践する力を育てる。
    浄水場や浄化センターを見学し、地域の水のつながりについて学ぶ。
    調査結果や学習した内容をポスターなどにまとめ、報告会で発表を行い情報発信をする。
    京都市立朱雀第四小学校
    全学年 生活科・総合・理科
    環境に配慮した校舎を活用して、水の行方や使い方を学習したり、自分たちの将来のことを考えたりする。実際の実験や観察、体験を通じて、水がどのようにして私たちのもとに来て、どのように使われて、どこに行くのか、その先はどのように循環するのかを学習する。
  • 滋賀県

    長浜市立湯田小学校
    5年 理科・社会科・総合
    琵琶湖の上流域にある本校区では、水の大切さに対する意識は高い。しかし、ライフスタイルの変化から、生活雑排水等には大きな変化が出てきている。
    そうした中で、遊水池や下水処理場などの施設が、身近な河川や、琵琶湖の水環境を守る役割について、理科・社会・総合を用いて教科横断型の学習を行いたい。
    長浜市立塩津小学校
    3年・4年・5年・6年 社会科・総合
    身近な河川や森林、琵琶湖の水環境や水の循環について学習し、琵琶湖の上流域に住む自分たちは、環境のためどうしたら良いか考える機会とする。