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令和2年度「循環のみち下水道環境教育助成」の審査結果について

結果

令和2年度「循環のみち下水道環境教育助成」について、6月22日(月)に学識経験者等によって令和2年度循環のみち下水道環境教育支援協議会審査会を開催しました。審査会での審査及び追加審査の結果、20校を採択しました。

審査員名簿

【令和2年度循環のみち下水道環境教育支援協議会 審査会 名簿】

(座長)
一般社団法人日本下水道施設業協会専務理事 堀江 信之

(委員)
・日本水道新聞社 取締役新聞事業部長・大阪支社長 磯部 光徳
・東京学芸大学 名誉教授・東海大学大学院 客員教授(前日本環境教育学会会長) 小澤 紀美子
・読売新聞 東京本社 調査研究本部総務 近藤 和行
・国土交通省 水管理・国土保全局 下水道部 下水道企画課 下水道事業調整官 本田 康秀
・新潟薬科大学 名誉教授・NPO法人エコテクみらい研究所 理事長 寺木 秀一
(全国小中学校環境教育研究会副会長・前東京都調布市立布田小学校長)
・東京都下水道局 総務部 広報サービス課長 井上 俊治

(役職は令和2年6月22日審査会当日の役職です。)

助成対象校

  • 北海道

    旭川市立北鎮小学校
    4年 総合的な学習の時間
    市水道局の出前授業や下水等の施設(石狩川浄化センター、下水処理センター、旭川市立科学館)見学を通して、汚水処理のしくみだけでなく廃熱利用や処理水を利用した下水処理センターのエコな取り組みを学ぶ。
  • 山形県

    山形市立本沢小学校
    4年 社会科 総合的な学習
    地域に流れる川の恵みなどに着目し事前に川の水質調査や、水関連施設の見学を行う。その後、浄化センターや浄水場の見学を通じて、重要性を理解し、日常生活と下水道のかかわりを考える。
  • 群馬県

    東吾妻町立東小学校
    4年 社会科
    地域を流れる湧水との観点から使った水がどのように処理されるのかについて学ぶ。学習を通じて自分たちのきれいな水を維持する方法等について考えさせる。
  • 埼玉県

    さいたま市立美園北小学校
    6年 理科
    県の下水道授業と関連づけながら下水の汚れを実際に調べたり、専門家の話を聞いたりすることにより下水道についての理解を深める。またパックテストなどを利用して、家族との対話から下水道に対する理解を広げていくようにする。
    越谷市立桜井南小学校
    4・6年生 総合的な学習の時間、理科,社会
    4年生において各教科での地域に基づいた水環境について学習し、暮らしに欠かせない水の循環がどのように行われているのか処理場の働きに触れながら学習する。6年生では埼玉県下水道公社による出前授業を利用し、より詳しく処理の仕組みについて学習する。
    久喜市立久喜小学校
    4年 社会
    事前学習として家庭で水を汚さない工夫を1週間実施し、その方法に予測を立てさせる。その後施設見学を通して上下水道の仕組みやこれからの課題について、学んだことを新聞等にまとめながら、学校全体に広めていく。
  • 東京都

    東京都学校法人和光学園和光小学校
    4年 社会科
    メタウォーターの方に来ていただき、下水道の中を見せてもらい、下水道についての講義を受ける。その後バスで森ケ崎水再生センターに行き見学を行う。また蔵前水の館も訪れて、実際に使った水がどのように流れているのか見学する。
    杉並区立井荻小学校
    4年 社会
    メタウォーター社担当者による出前授業を行い、学校から公共用下水道までの流れを理解し、その後水再生センター(場所未定)への見学を行い、水処理の様子について学ぶ。授業の流れの中で汚水ますやマンホールの開閉についても学ぶ。
    東久留米市立第三小学校
    4年 社会
    メタウォーター社担当者による出前授業を行い、学校から公共用下水道までの流れを理解し、その後水再生センター(場所未定)への見学を行い、水処理の様子について学ぶ。授業の流れの中で汚水ますやマンホールの開閉についても学ぶ。
    多摩市立連光寺小学校
    4年 総合な学習の時間、社会科
    地域を流れる川の調査体験活動や調べ学習を行うなかで、南多摩水再生センターを見学し、再生された水が放流される現場を見学することで、多摩川の上流から下流までを見学し、水の循環と人々のかかわりをしっかりと考えさせる。
  • 神奈川県

    横浜市立冨岡中学校
    1~3年 部活動(科学部)
    水再生センターの見学や海ごみ調査、河川の水質調査を通じて、水環境の保全について考えさせる。学習成果の発表の場として下水道展や学内文化祭等で活動内容の紹介や成果を発表する。
    葉山町立上山口小学校
    4年 社会
    下水浄化センターを見学し、下水道管が通っていない本校学区の生活排水のゆくえを知り、どう生活していったらよいのかを考える。生徒だけでなく保護者にも見学会への参加を呼びかけ、見学後、新聞を作り、浄化センターの大切さを考える。
  • 長野県

    塩尻市立片丘小学校
    4年 社会科
    事前学習として学校の水道の数を調べ、その後水が自分たちの元に届き、処理されているのかについて関連施設を見学し学習する。学習後は新聞にまとめ、校内展示等を行う。
  • 岐阜県

    池田町立池田小学校
    4年 社会科・総合的な学習
    池田浄化センター及び西濃環境保全センター見学の環境施設見学を通して、きれいな水を運ぶための工夫や使った水の行の行方及び処理の仕方を学習する。また、環境保全のために自分たちができることを具体的に思案する。
    各務原市立稲羽西小学校
    4年 社会科
    浄水場及び下水処理場見学に係る借り上げバス代の助成を希望。各務原市水道施設管理センター及び各務原浄化センターの見学を通して、下水処理施設の必要性を理解し、循環する水を汚さないようにしようとする態度を育てる。見学の際にはDVD「スイスイの下水道ものがたり」を用いて事前学習を行う。
    池田町立八幡小学校
    4年 社会科,総合的な学習の時間
    浄化センターの見学や地域の「ハリヨを守る会」の方から地域の水環境について学び、家庭からでる排水をきれいな水にして河川へ放流する仕組みや水をきれいにする方法について学習する。
  • 京都府

    京都市立大淀中学校
    中学2年生 技術・家庭科(家庭分野)
    家庭で使われた水のゆくえについて学習し、指導者にて手作り絵本教材を複数作成する。また手作り教材(カード)を活用しながら資源や生活に配慮した生活の工夫について考えさせる。
  • 大阪府

    箕面自由学園小学校
    4年・5年 社会・理科
    4年生の学習ではパックテストを用いて水質浄化のために自分たちで何ができるのかについて考えさせる。5年生の学習では農業体験を通じて、水のとの関係を調べる。
  • 奈良県

    橿原市立白橿北小学校
    4年 社会・総合的な学習
    下水道の役割について教科書や副読本を用いて事前学習し、出前授業を行う。その後下水道コンクールに参加し、学習発表会を行う。
  • 長崎県

    対馬市立仁田小学校
    第4学年~第6学年 特別活動(クラブ活動)
    下水道が整備されていない校区において、近隣河川の生活排水の水質調査を行い、身近な川が綺麗だと自信をもてるよう市民科学の観点から調査させる。出前授業についても河川調査や環境システムの専門家とTV会議を設定し、発表会での作業を進めていきたい。