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平成29年度「循環のみち下水道環境教育助成」の審査結果について

結果

平成29年度「循環のみち下水道環境教育助成」について、6月15日、学識経験者等による応募案件の審査会を開催し、審査の結果、27件を採択しました。

審査員名簿

【平成29年度循環のみち下水道環境教育支援協議会審査会名簿】

(座長)
一般社団法人日本下水道施設業協会専務理事 堀江 信之

(委員)
・日本水道新聞社取締役新聞事業部長・大阪支社長 磯部 光徳
・東海大学特任教授(前日本環境教育学会会長) 小澤 紀美子
・読売新聞編集委員 近藤 和行
・国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課長 住本 靖
・新潟薬科大学教授・NPO法人エコテクみらい研究所理事長
(全国小中学校環境教育研究会副会長・前東京都調布市立布田小学校長) 寺木 秀一
・東京都下水道局総務部広報サービス課長 宮田 雅子

(役職は平成29年6月15日審査会当日の役職です。)

助成対象校

  • 北海道

    旭川市立北鎮小学校
    4年 社会科
    地域の人々の生活にとって必要な飲料水の確保や下水の処理・利用と自分達の生活や産業とが深く関わっていること、これらに関わる対策や事業が計画的、協力的に進められ、地域の人々の健康な生活や良好な生活環境の維持と向上に役立っていることを理解するとともに、地域社会の一員として自分達にできることを考える。
  • 群馬県

    渋川市立長尾小学校
    4年 社会科、5年 総合
    くらしを支える水として浄水場の学習をし、発展的な内容として下水道の仕組みについて調べる。水の循環や汚染水の浄化について出前授業で学習し、実際に学校の池や家での下水の様子を観察して学習の定着を図る。
  • 埼玉県

    さいたま市立芝原小学校
    6年 理科
    県下水道公社の協力を得て、生活排水の汚れ具合や下水処理場の仕組みを実際に学ぶ機会を設け、公共下水道の大切さに気付かせる。学校が防災拠点となっていることから、下水道を利用した仮設トイレについて扱い防災学習を行う。
    越谷市立桜井小学校
    4年・6年 総合・理科
    「水郷越谷」に立地する本校が豊かな環境に恵まれていることを知り、その環境に生息する動植物を調査するとともに、その環境を保持するために地域住民や行政がどのような努力をしているのかを調査する。また、学習を通して、環境を守るために自分たちにできることは何かを考え、考えたことを実践化する行動力を身につける。
    坂戸市立三芳野小学校
    3年・4年 総合
    日本下水道協会キッズページ『スイスイランド』を用いて、水の循環や循環型の栽培活動に着目し、具体的に下水道の水を浄化するしくみを学習する。再生肥料等を使った野菜作りを通して、「ビストロ下水道」や身近な環境にも目を向けさせていく。
    越谷市立千間台小学校
    4年・5年 総合
    越谷市の上水道と下水道について学習する。上水道は90%以上が県水であり、下水道の整備が安全な上水道の確保にも繋がることを学ぶ。また、ビオトープの観察や水質検査を通じて、環境保全に下水道がどのように関わっているのかを知る。
  • 千葉県

    いすみ市立東小学校
    4年 総合・社会科・理科・学級活動
    蛍がすむ環境を守っていく意識を形成するため、浄水場・下水処理場の見学を行い、自分達の生活に欠かすことのできない水がどのように処理されてまた巡ってくるのかを学習する。自分達だけでなく蛍にとっても大切な水について考えるため、水質検査や環境学習を実施し、自然環境を保護する意識を高める。
  • 東京都

    学校法人和光学園和光小学校
    4年 社会科・総合
    自分達が使用している水がどこに流れてどのように処理されているかを、出前授業での下水道管観察や、水再生センター見学を通じて学習する。
    多摩市立愛和小学校
    4年 社会科・理科・総合
    身の回りの環境について調査、学習する中で水の流れについて理解し、出前授業を受講して上下水道の仕組みを学習する。
    多摩川の学習に関連して、多摩川中流の流れは多くが下水処理水であることを学び、水のゆくえについての理解を深める。
  • 神奈川県

    葉山町立上山口小学校
    3年・4年・5年・6年 理科
    水の循環における生活排水と環境保全について考える。下水浄化センターの見学を通じて、生活排水の影響やそれを処理するための仕組みを学習し、浄化センターの大切さを学ぶとともに、パックテストを実施することで人間の生活が水質に与える影響を考えさせる。
  • 新潟県

    新潟市立巻南小学校
    4年 社会科
    下水処理場見学や出前授業を通じて下水の処理の仕組みを理解し、水の循環について学ぶことで、自分達の生活において下水処理が必要不可欠であるということを学習する。
    新潟市立 巻北小学校
    4年 社会科
    飲料水の確保や下水の処理について、自分達の生活と関連づけて考えることができるようにするため、上下水道の施設見学を通して必要な情報を集め、これらが地域の人々の健康や良好な生活環境の維持・向上に役立っていることを理解する。
    上越市立大手町小学校
    4年 総合・社会科
    青田川の学習の中で生活排水が川に及ぼす影響を考える。また、川がきれいになっていく過程で下水道がどのような役割を果たしたのかを、下水道センターでの見学・調べ学習を通して一人一人が学び考えていく。
  • 石川県

    金沢市立鞍月小学校
    4年 総合
    家庭排水が下水処理施設の働きによってきれいにされており、下水道が地球上における水の循環の重要な役割を担っていることを学習する。また、洗剤を使った実験を通じて、家庭排水をより環境に影響の少ないものにすることで下水処理の負担が減ることを理解する。
  • 福井県

    永平寺町立志比小学校
    4年 総合・社会科・理科
    校区内の水辺の生き物調査の中で、希少な生物などの棲みよい環境として”河川環境の多様性”と”水のきれいさ”が重要であることを学び、水をきれいにする活動を学習する。関連して、下水道共同組合等による出前授業や下水処理場見学を行い、下水処理の仕組み等を学習する。
  • 長野県

    千曲市立東小学校
    6年 総合
    近年近隣の川の蛍が減少しゴミが目立つようになるなど、水環境に関わる課題が見られるようになってきていることから、生き物や水質などの観点から身近な水環境問題に気づかせる。下水処理場の見学を行い、自分達の生活との関わりを知ることで、水資源を有効に活用するための生活の工夫を実行する心を育む。
  • 岐阜県

    各務原市立稲羽西小学校
    4年 社会科
    下水処理場の見学を通して、下水処理施設の必要性を理解し、循環する水を汚さないように努力しようとする態度を育てる。
    各務原市立那加第二小学校
    4年・5年・6年 理科・社会科・総合
    かつては汚れて生き物のいない川であった新境川の歴史を学ぶ中で、水質調査や出前講座、浄化センターの映像視聴を行い、美しい川を保つために下水道が大きな役割を担っていることを学習する。
    池田町立 池田小学校
    4年 社会科・総合
    公共の下水道により排除される下水を適切に処理し、公共用水域の水質を保全するため、浄化センターが設置されていることを学習し、将来の環境を考えて自分達が今できることを考える
    池田町立八幡小学校
    4年 社会科・総合
    健康で住みよいくらしを支えている水に関心をもち、出前授業や水質検査、浄化センター等の施設見学を通じて、水をきれいにする方法やきれいな水の利用などを学習する。そのことで、自分達の地域の水を守っていこうという意欲を育てる。
    池田町立温知小学校
    3年・4年・5年 社会科・理科
    下水処理施設の見学を行い、その働きを調べることを通して、川の上流地域で使われた水が下流地域で使われることに気付き、社会全体が資源としての水を大切に管理していることを理解する。
  • 愛知県

    西尾市立中畑小学校
    4年 社会科・総合
    総合的な学習で矢作川の環境について学んでおり、矢作川の環境を守っていくためには、上下水道の仕組みや、廃棄物の処理の仕方などを知り、どのように自分達が生活していくことが環境に優しい生活かを体験的に学んでいく必要がある。各施設の見学を通じて、自分達にできることを考え行動できる児童を育てる。
    刈谷市立富士松南小学校
    4年 社会科・総合
    水を単元の柱として取りあげ、活動を行う。近隣のため池や用水路、川の調査から関連して、浄化センターの見学を実施し、下水処理の仕組みを学習する。
  • 静岡県

    静岡市立清水三保第二小学校
    4年 社会科・総合
    世界遺産となった三保の松原の環境問題を考える中で、生活に欠かせない水に焦点をあてて学習を行う。普段使っている水がどこからやってきているのか、使った水はどうなって海へ行くのかを、出前授業や調査学習を通じて学習し、自分達がどんな取り組みをしていけばいいのかを考えていく。
  • 滋賀県

    長浜市立鏡岡中学校
    1年 社会科・総合
    琵琶湖へ注ぐ河川の最上流部に位置する余呉地区から、下水や農業用水などの水の循環を守ることの大切さを出前授業等を通じて学習するとともに、それらに関わる組織や施設等について深く学び、理解する。
  • 京都府

    京都市立朱雀第四小学校
    全学年 生活科・総合・理科・社会科
    環境に配慮した校舎を活用して、水の使い方や行方を学習したり、環境を視野に入れたりするなど、よりよい社会について考える。普段使っている水はどこから来てどのように処理されるのかを実際に見学したり調べたりして、水の大切さや汚水の処理について考える。
  • 奈良県

    桜井市立桜井西小学校
    4年 社会科・総合
    自分達が使う水について、どのように作られ、どのように処理されているかを学習し、環境を守ることの大切さに気付かせる。浄化センターの施設見学や出前授業を通じて河川を汚さないためにどのように水を利用していけば良いかを考える。